アンカーテキストの分散
1 アンカーテキストの効果
アンカーテキストは、被リンクの方向性を決定する、自動車でたとえるなら、ハンドルのようなものです。
ページランクは、エンジンのようなものです。
ページランクが高ければ高いほど、エンジンが大きくパワーがあると言えます(ページランクに伴った、被リンクの質と量を持っている中古ドメインの場合です)。
アンカーテキストは、そのエンジンのパワーをどの方向に向けるかを決める、ハンドルと言えます。アンカーテキストに上位表示したいキーワードを含めれば、もしくは、キーワードそのものであった場合、被リンクのパワーは、指定したキーワードに向かいます。
アンカーテキストに、まったく関係のないキーワードを含めれば、上位表示したいキーワードの方向にパワーが伝わりません。
(正確には、アンカーテキストに上位表示したいキーワードだけにした場合を100とすると、1/5も伝わっていないと考えてよのではないかと思います)
では、すべての被リンクを、上位表示したいキーワードにすれば良いか?といえば、これは間違いです。
2 スパムフィルターとアンカーテキストの分散
グーグルは不自然なリンクを抽出するために、さまざまな調査(ペナルティ)プログラムを動かしておりますが、アンカーテキストが、同一のキーワードばかりで構成された被リンクは極めて不自然であり、実際、グーグルのペナルティプログラムにつかまり、ペナルティを受けます。
つまり、上位表示されないどころか、Indexからも消される可能性があるということです。
では、どのようにすれば良いでしょうか?
まず、アンカーテキストは、分散しましょう。
具体的には、普通、どのようなアンカーテキストにするか、自分で調べてみるのが一番よいと思います。
そのサイトのタイトルであることが多いのですが、URLであったり、リンクをした人が、自分で解りやすい名前にしてあったりと様々です。
作為的に作ったアンカーテキストは、キーワードなんらかの形で含めたり、類似語を含めたりと、なんらかの形で上位表示に寄与させるようにアンカーテキストを記述していることがとても多いのですが、自然なリンクとは、アンカーテキストに、あなたが思うキーワードを含んでいないことは普通なのです。
その点をよく、考慮して、アンカーテキストを分散させましょう。
3 具体的にどの程度分散させるか?
わかりやすい方法は、アンカーテキストにキーワードを含めた被リンクを1つ作ったら、次はアンカーテキストにURLを指定しただけの被リンクを作ります。次の被リンクでは、キーワードの類似語を含めた少し長めのアンカーテキストを作り、次に被リンクでは、そのサイトの作者の名前を含めたアンカーテキストを作ります。
例)
1.アンカーテキストに上位表示したいキーワードを含めた被リンク
2.アンカーテキストにURLを指定しただけの被リンク
3.アンカーテキストに上位表示したいキーワードの類似語を含めた少し長めの被リンク
4.アンカーテキストにサイトの作者の名前を含めた被リンク
これで4つの被リンクが作れますが、アンカーテキストからは、類似性は全く見出すことができないでしょう。
アンカーテキストの分散とは、このように、片寄なく分散させることを意味します。中途半端な分散では、検索エンジンの調査プログラム(スパムフィルター)に簡単に見破られるので注意してください。
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